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【栗駒山】神の絨毯と呼ばれる紅葉の名所東北にあり【宮城県栗原市】

東北地方の紅葉が美しい山のひとつ栗駒山。東北地方の中でも紅葉の見頃の時期が早く、山頂付近の見頃は例年9月下旬です。

 

栗駒山といわかがみ平登山口

いわかがみ平登山口

 

栗駒山は山体が宮城県、岩手県、秋田県の三県にまたがっていて、標高1,626mの山頂は宮城県と岩手県の県境になっています。

山頂へ向けて複数の登山道があり、宮城県側で最もポピュラーな登山口がいわかがみ平です。

なお、岩手県側の須川温泉登山口からの須川コースは、2022年9月現在火山活動の影響で一部立ち入り禁止となっているのでご注意ください。

 

紅葉の時期はいわかがみ平の駐車場が混雑するため、空きがないと自動車の場合は築館栗駒公園線で一部マイカー規制が行われます。

途中にある臨時駐車場へ駐車し、そこからシャトルバスで登山口まで向かいます。

また、主だった駅などから期間限定で運行されるバスがあります。

 

栗原市観光ポータルサイト

 

中央コースと東栗駒コース

いわかがみ平からは中央コースと東栗駒コースの二手に分かれていて、どちらかの往復も縦走も可能です。

中央コースは石畳になっているので初心者でも登りやすく、山頂までの最短コースでもあるので時間が限られている方にも適しています。

標準所要時間は登り90分、下り70分です。東栗駒コースは決して難易度が高いわけではないものの、石畳のように整備されているわけではなく途中沢もあるため、ローカットでもいいので防水使用の登山靴で登ったほうがいいと思われます。

標準所要時間は登り120分、下り90分です。標準所要時間には景色をゆっくり眺めたり写真を撮ったりする時間は含まれないので、旅程を考える際はご注意ください。

 

東栗駒コース注意書き
熊出没注意は本州以北では普通だとして、その下の注意書きもよく読みましょう。

 

私が実際に訪れた日は前日までに雨が降っていたので特にそうだったのですが、東栗駒コースは稜線に出るまではとても滑りやすいです。

注意書きもありました。

すなわち下りは特に注意を要するということなので、縦走する場合は東栗駒コースから登り中央コースから下るのがおすすめです。

行きと帰りは違ったルートにして景色を楽しみたかったのもあり、私は東栗駒コースから縦走してきました。

 

東栗駒コース沢登
この沢を100m程登ります。

 

神の絨毯

結論から言うと、かがみ平からの縦走ルートでは東栗駒コースの稜線から眺める紅葉の景色が一番きれいだと思いました。

赤、橙、黄、緑の自然の色が波打つような山の起伏を染め、流れゆく雲の合間から差し込む光に照らされる様は、「神の絨毯」と呼ばれるのが納得させられるものでした。

 

神の絨毯向かって左側
神の絨毯向かって左側。
神の絨毯向かって中央に見える山頂
神の絨毯向かって中央に見える山頂。わかりやすい火山地形もあって見ごたえがあります。
神の絨毯向かって右側
神の絨毯向かって右側。

 

私が訪れた日は全体的にガスっていましたが、晴れていれば頂上からは月山、鳥海山、蔵王連峰、駒ケ岳、早池峰山、遠くは太平洋まで一望できるらしいです。

 

登山コース合流地点
東栗駒コースと中央コースの合流地点から山頂を仰ぐ。
栗駒山山頂1627m
栗駒山山頂1627mの記念碑。付近には三角点や県境を示す表示もあります。

 

中央コースからの眺めも美しく、気軽にこれだけの景色を見られるという点では労力に対して得られる経験値がとても高いと思います。

 

中央コース下山時の風景
中央コース下山時の紅葉風景。
山から平地の街を見下ろす
山から平地の街を見下ろす。
宮城県栗駒レストハウス
いわかがみ平にある宮城県栗駒レストハウス。栗駒山の山バッジはこちらで購入できます。

 

栗駒山は紅葉のほかにも春から夏の高山植物やニッコウキスゲ、火山地形も楽しめる山なので、みなさまのお好みの季節に訪れてみるのがよいでしょう。

この記事を書いた人

Erika

青森(弘前)、京都、大阪、に居住歴があり、現在は首都圏在住です。私にとって日帰りで寺社仏閣や美術館を巡ることも3000m級の山に登ることも、興味を持った「場所」を訪れるという旅の延長にあります。移動も旅の一部なので飛行機や鉄道などではせわしなくしています。

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