【哲学の道】思索にふける散歩道【京都】
こんにちは、ふーちゃんです。
京都で有名なお散歩コース「哲学の道」を歩いてきました。
「哲学の道」は京都の地元の方たちの環境保全の声に答える形で、京都市が散策路として1972年につくった1.8キロの散策路です。
哲学者が愛した散歩道
京都大学教授だった哲学者「西田幾太郎(にしだきたろう)」が、朝の散歩道として歩いていたことから「思索の小径(しさくのこみち)」とよばれていたそうです。
そのあとに、西田氏の弟子たちもこぞってこの道を散歩するようになったことから「哲学の道」と名付けられました。
脇を流れる川は、琵琶湖とつながっています。
近くに銀閣寺や南禅寺など有名な寺院もあります。
昔は恋人のお散歩コースとも言われ、学生や社会人、外国人の観光客もたくさん歩いていた道です。
今回は、ジョギングする人やお散歩する地元の高齢者の方とすれ違うくらいでした。
ほとんど人も通らず、緑豊かな道を遠慮することなくずんずん歩けて大満足です。
「日本の道百選」のひとつ
1986年に「日本の道百選」に選ばれています。
緑の中を無心で歩いていると、とてもきもちよくてリフレッシュできます。
昔の哲学者もこの道を、思索にふけながら歩いていたんだろな~としみじみ感じました。
哲学の道にかかっている橋を渡ると、法然院や安楽寺につづいている道があるので途中で立ち寄ってみるのもよいですね。
「人は人 吾はわれ也 とにかくに吾行く道を吾は行くなり」
この石碑には、西田幾太郎の名言「人は人 吾はわれ也 とにかくに吾行く道を吾は行くなり」と書かれています。
何度も歩いたことのある道なのに、なぜか立ち止まって読むことはありませんでした。
改めて今読むと、、、
心に響きました~。
まわりの目を気にして生きている自分に気づき「人と自分は違うこと」や「自分の道をすすめばいい」と自分なりに解釈してひとりで納得。
明日への一歩を後押ししてくれる言葉ですね。
新しいことへの挑戦することも恐れる必要はないような気もちになれました。
きっとこの石碑を読む人はみな立ち止まって思索して、それぞれの考えや解釈にいきつき、明日への行動にうつすんでしょうね。
自然の蛍が住む貴重な場所
哲学の道では、ゲンジホタルが生息しています。
シーズンは5月末から6月で、天然の蛍が見れることで有名です。
春には桜、秋は紅葉がとてもキレイで四季折々たのしめます。
カモやコイ、猫にも会えました♪
川では、カモが毛づくろいをしていました。
大きなコイもいましたよ~。
猫もくつろぐ散歩道
道のど真ん中で日向ぼっこをしている猫と遭遇しました。
近寄っても全く動じず・・・。
癒されます。
京都に遊びにいくときは、心洗われる散歩道「哲学の道」を歩いて思索にふけってみてはいかがでしょう♪
関連情報