【法然院・安楽寺】絵画のような景色に感動!【京都】
こんにちは、ふーちゃんです。
今回は、決して規模は大きくないけれど、ぜひ訪れてほしい寺院をご紹介します。
銀閣寺から徒歩10分くらいのところにある「法然院」と「安楽寺」です。
法然院
安楽寺
「法然院」と「安楽寺」はどんなお寺?
「法然院」は、その名のとおり法然上人ゆかりの浄土宗のお寺で京都府左京区鹿ケ谷にあります。
「安楽寺」も浄土宗で、正式名称は鹿ケ谷住蓮山安楽寺といいます。
安楽上人と住蓮上人は法然上人の弟子でした。
両上人がこの地より東1キロメートルあたりに「鹿ケ谷草庵」を結んで、布教活動の拠点にしたことがこのお寺のはじまりになります。
彼らが唱える礼讃はすばらしく、両上人の前で出家を希望する人もいたようです。
そして、後鳥羽上皇の寵愛を受けていた松虫・鈴虫姉妹も同じく、法然上人や安楽・住蓮上人から念仏の教えを拝聴したことから仏門に入りたいと強く思うようになりました。
そして、なんと後鳥羽上皇の留守中に出家をしてしまうという事件がおきてしまいました。
この出来事に後鳥羽上皇は激怒し、念仏の教えをとく僧侶を弾圧します。
法然は流罪(讃岐国)となり、安楽と住蓮は死罪となってしまったのです(建永の法難)。
その後、流罪地から帰京した法然上人が、安楽・住蓮上人たちを弔おうとこの地の復興を願い「住蓮山安楽寺」と名付け再建したそうです。
「隠れ道」を抜ける法然院への道のり
法然院は、「哲学の道」より東山へ少し上り、通称「隠れ道」といわれる細い道に面しています。
緑の木々に囲まれながら進む何とも気持ちのよい道のりでした。
法然院の目印の石碑が見えてきます。
法然院のシンボルである山門
山門には苔が生えていて、門の向こう側がまるで絵画のように美しく見えました。
思わず立ち止まって「キレイ~」とたくさん写真を撮って、今ではこの写真を携帯の待ち受け画面に設定しているほど気に入っています!
木の枠がまるで額縁のようですね。
境内はとても落ち着いた雰囲気で、時が止まったような静けさでした。
このお花、なんとも可愛くて癒されました。
倒れている木がそのまま残されていて、向こう岸に渡るための橋のようになっていました。
これもまるでオブジェのようで、、、。
規模は決して大きくはないけれど、本当に心洗われるような気持ちのよい空間でした。
夏の暑い時期に行きましたが、秋は紅葉が綺麗でしょうね。
安楽寺の由来である悲しい出来事はこちらに書いてありました。
安楽寺は残念ながら、拝観停止中でした。
春と秋に、庭園や本堂を一般公開しているようです。
次は紅葉の季節に訪れたいと思います♪
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