【御殿庭(うどぅんみゃー)】かつては12年に1回行事が行われていた歴史ある場所【久高島】
こんにちは、Salty Islandです。
みなさんは沖縄に神聖な島があるってご存じですか?
今回ご紹介する久高島がそれにあたります。
なぜ神聖な島なのか。
それは琉球神話の中で、琉球の創生神アマミキヨがこの島に降りてきて国づくりを始めたと言われているからだそうです。
島内には聖地と呼ばれているところが多く存在して、中には立ち入り禁止になっている場所もあります。
この記事ではそんな久高島の中にある聖なる場所のひとつ、御殿庭(うどぅんみゃー)を旅しましょう♪
久高島ってどこ?
Google Earthで久高島の位置を確認してみましょう。
いかがでしょうか?
画像に切り取って見てみましょう。
まずは日本全体の図です。
久高島は沖縄本島の近くにあります。
もう少し寄って沖縄本島周辺。
南東に久高島がありますね。
さらに久高島まで寄っていくとこのような航空写真となります。
けっこう細長い島ですね。
港が島の南西にあるのでその辺に家などがあることがわかりますね!
【スポット】御殿庭(うどぅんみゃー)
久高島の集落の中央部にある祭祀場。
ここでは「イザイホー」という、島に伝わるとても重要な祭事が行われてました。
イザイホーは、沖縄県南城市にある久高島で12年に一度行われる、久高島で生まれ育った30歳以上の既婚女性が神女(神職者)となるための就任儀礼。基本的にその要件を満たす全ての女性がこの儀礼を通過する。
12年に一度というのはなかなかの期間ですが、1978年を最後にこのイザイホーは行われなくなったそうです。
南城市のYouTubeチャンネルには当時の映像がアップロードされていますのでぜひご覧ください↓
さて、それではこの場所は現在どのような姿になっているのか現地を歩いてみましょう。
【動画】御殿庭(うどぅんみゃー)を歩く(約1分半)
ここからは現在の様子を納めた動画です。
途中に出てくる御殿庭についての表示板をじっくり読みたい方はそこだけ一旦停止してお読みください。
それではどうぞ♪
いかがでしたか?
歴史的な場所ってやはり魅力ありますよね♪
かつての久高島の女性の方々は祭事の時にここから森の方に入っていきました。
久高島はひっそりとたたずむ島ですが、御殿庭も含めて見どころがたくさんある島です。
また別の機会に他の場所も紹介しますのでぜひご覧ください。
それでは~^^