【須磨離宮公園】森林浴と体力作りができる公園【兵庫】
こんにちは、ふーちゃんです。
兵庫県にある須磨離宮公園に行ってきました。
近隣の学校では、校外学習で来る子どもたちも多く「ジャンボすべり台の公園」と言えば、ここを思い出す子も多いです。
あまり知られていませんが、歴史は古く、大正3年に西本願寺月見山別邸を買収して武庫離宮として完成しています。
しかし、昭和20年に戦災で焼失してしまいました。
その後、昭和42年に当時の皇太子様のご成婚記念事業として須磨離宮公園が完成し、平成元年には「日本の都市公園100選」にも選ばれています。
平安時代の史跡や緑に囲まれた丘陵からは、皇室の別荘地として愛された須磨の地を堪能できます。
水をモチーフにしたヨーロッパ風の噴水庭園
本園と植物園があり、本園は約17.8ヘクタールの広さです。
メイン施設である噴水広場はヨーロッパ風の噴水庭園で、水の湧き上がる音と共に、真ん中から湧き出た水がいろんな形を描きながら水路に流れる様子は、見てて飽きません。
水の音にとても癒されるし、緑の中にある噴水はとってもキレイです♪
最後は大噴水になるので、大はしゃぎしている子どもたちもいました。
昼間に行ったので見れませんでしたが、夜間開園時は噴水がライトアップするそうです!
夜間開園については直接お問合せするか、公式ホームページでチェックしてくださいね。
皇室や貴族の名が付けられた品種を集めたバラ園
「王族貴族のバラ園」にはたくさんの王族貴族の名前がつけられた花が植えられていました。
こちらは、皇后陛下時代の美智子様に献呈したバラだそうです!
淡いアプリコットの花が咲くそうなので、ぜひ咲いている時期に見にきたいなと思いました。
雅子様の名前がついたバラもありましたよ。
さまざまなイベントが開催されるポセイドン広場
ポセイドン広場ではさまざまなイベントが開催されています。
この日は、K-POPのアーティストが来て会場をもりあげていました!
写真スポットでもあるので、ポセイドン像の前でポーズを決めて撮影している人もたくさんいました。
子供の森のアスレチック
スティーブンソン作の「宝島」を題材にしたアスレチックで、40分から50分でまわれます。
自然に囲まれた緑の中で遊びながらアスレチックで体力作りができるので、小学生以上のお子様がいるご家庭にはおすすめ。
コースの一番上まで行くと、展望台があったり、おべんどう広場もあるのでゆっくりくつろぐ親子連れが多かったです。
海が見渡せる月見台
月見台から見た景色です。
平安の貴族である歌人の在原行平(業平の兄)がこの地で月見をしたことから、須磨は月の名所になりました。
行平の「月見の松」がこの辺りにあったことから月見の松跡として残っています。
江戸時代には松尾芭蕉が、月にあこがれて須磨を訪れたそうです。
天皇の階段
離宮時代に作られた階段がたくさん残っています。
この階段は、天皇陛下が一歩一歩、歩きやすいように踏み石を一段一段互い違いに組んだと言われているそうです。
離宮の建造当初から残っているトンネル。
このトンネルを抜けるとジャンボすべり台があって、その奥に植物園につながる橋が見えてきます。
300種以上の植物が鑑賞できる植物園
約5.2ヘクタールの植物園が併設されていて、本園から連絡橋で渡ることができます。
小さな滝もあります。
「あじさい園」「ぼたん園」「梅園」があるそうですが、途中で力つきてしまい全部まわることができませんでした。
やむなく帰路へ。
野鳥もたくさん見られて、色とりどりの花がたくさん咲き、緑もいっぱいです!
家族でお弁当を持ってピクニックをしていたり、ご年配の方が元気にハイキングしていたりとそれぞれが楽しい休日を満喫していました。
四季折々の景色が楽しめる須磨離宮公園、近くに行ったらぜひ立ち寄ってみてくださいね♪